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不伐の森「函南原生林」を訪ね、温帯林と暖帯林の接点の森を楽しむ
実施日時 平成19年7月19日(木)
場所 静岡県函南町 函南原生林(箱根山禁伐林組合管理地)
参加者 39名
チーフ 湯本・國安
アシスタント 菅野・和波・佐山・龍門
オブザーバー 遠坂・小山
日程
6:45 JR上野駅公園口スタッフ集合
7:20 同所 参加者集合(うち1名7:31)
7:40 同所 出発(トイレ休憩 海老名SA)
9:50 函南町富士箱根ランド駐車場到着
10:30 同所出発 原生林「学習の道」コースへ
12:10 原生の森コース「観察広場」にて各班到着次第昼食
13:00 同所順次出発→同上コースおよび学習の道コースを辿り
14:00 富士箱根ランドに戻る、同所トイレ休憩・買い物
14:30 同所バス出発(休憩 海老名SA)
17:00 JR上野駅公園口前帰着・解散
配布資料 「不伐の森 函南原生林を歩む」、「学習の道 植物観察マップ」(附.函南原生林と維持管理について)
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大アカガシ
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実施内容
- 今回の利用バスは、正席43、補助席10のトイレ付大型バスで、スタッフは正席3、補助席5を利用。
バス乗車地点にて、旅行手配の日観旅行社保坂氏が参加費集金、必要経費支給等の対応。
- バス内では、配布資料の要点説明、特に本日の入林心得(禁伐林の厳正取扱)について注意喚起した。
- 現地到着後、班分け(各班7〜8名)、最後尾安全担当スタッフ決定、入念なストレッチ体操実施後出発。
- 今回のメーンコース「学習の道」コースは、一周の全長約2.5km、標高差150m、沢の徒渉、階段も多いアップダウンコースであるが、非常に整備、保全が行き届いており、安全・快適に楽しめた。
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ヒメシャラ
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- 下見の際の行程検討、安全点検などから、参加者の年齢構成(平均64歳)等も勘案して、当初計画の原生の森公園への往復を取りやめ、通常徒歩のみなら1時間半程度の学習の道コースを、倍近く時間をかけ、ゆっくり森を楽しむようにしたのは成功だった。
- 梅雨期にもかかわらず、当日は幸運にも終日曇りの天候で、沢の徒渉も心配なく、ブナ、アカガシ、ヒメシャラ、オオモミジ、イヌシデなどが共生して天空を占めるうっそうとした森にひたり、汗をかいてほてった手や頬をヒメシャラの木肌に触れては、みんな原生の森を堪能しているように見えた。
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ランヨウアオイ
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- 林内では、アズマネザサの一種ハコネダケが優勢に侵入し、その林床にツルシキミが群生しびっしり実をつけているのは印象的だった。草本では、ランヨウアオイの花も見られ、期待していたヤマジオウ(山地黄)の花はまだ、コチャルメルソウ、実をつけたコバノフユイチゴ(マルバフユイチゴ)などが歩道沿いに混生しているのは珍しかった。
- 原生林を散策中、数多くの野鳥の鳴き声を聞くが、夏鳥のオオルリ、サンコウチョウ?以外は、姿も見えない森での判定はむずかしく、興味をもって聞く参加者と一緒にあれこれ迷うばかりなのが残念。
なお、スタッフが林内で拾った鳥の羽は、コゲラとアオゲラのようで、とてもきれいなものだった。
- 標高の高いせいか、林内では薮蚊にもほとんど会わず、帰途、原生林入り口を出てからの道路わきでススキの上にとぐろを巻くヤマカガシを見かけた程度で、歩行も含め安全上のヒヤリハットは無かった。
反省点
- 集合場所でのFICを表示するプラカード等の作成、携行は絶対必要。特にこれまでの千葉駅NTT前集合と違う場所での集合に当たっては必須要件。今回、A4白紙に手書き表示をしたが、面識者以外皆注目した。
- 今回参加者K氏が、出発予定時刻を1分オーバーして集合した。以前の事案もあり今回はバス出発を10分遅らせたが、今後の対応として、本人に注意するか、出発予定時刻がきたら出発してしまうか、検討要す。
- 班編成8名でも、担当引率者の声が最後尾には届かないことが多い。説明ポイントの工夫が必要。
(報告:國安)