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もりこん記録「春の東大演習林研修会」
実施日時
平成21年4月11日(土)、12日(日)
場所
東京大学千葉演習林
参加者
西川、稲岡、松田、山中、永田、大木、横山、高澤、相馬、樋口、小池桐山、風見、菅野、関、小林、相川、寺嶋、安武、吉埜
計20名
(内容)
4月11日(土) 1日目(天候:快晴)
東大清澄学生宿舎に、20名の参加者全員が予定どおりに12:50集合。
13:00 相川さんからの東大演習林のガイダンスで研修会をスタート。
FICの重要なフィールドである「東大千葉演習林」を、新人の方や演習林未経験者に知っていただこうという研修会が始まった。
穏やかな春の日差しに恵まれる中、まずは実地研修ということで、学生宿舎から歩いて行ける今澄老齢人口林へ向かい150年生にもなるスギが残る人工林を見学。
その後、郷台林道へ向かい、この地方特有の極相的風景であり、寸詰まり現象の一つでもあるモミ・ツガの天然林を訪ねた。
16:00 清澄宿舎へ戻り、昨年東大を退職された山中先生に、「ヤマビルの大量発生について」5年間の研究成果を講演していただいた。ご自身の血を吸わせてまでの、まさに体を張った研究成果は大変に興味深く、一度血を吸えば2年間も生きることや、二酸化炭素を察知して集まること、防護策として塩靴下が効果的な事等を、膨大なデータを背景にお話しいただき、日々、ヤマビルの悩まされているFICの面々にとって、とても優位意義な時間となった。
講演後、ここから、今回のもう一つの研修目的である演習林ボランティアAbiesとの交流を開始。FIC・Abies、双方の活動紹介を交換した。
18:00 刺身つきの夕食と共にAbiesとの懇親会を開始。各自が持ち寄ったビール、日本酒や焼酎、果実酒が何本もテーブル一杯に並んだ。
しかし、それらが、ほとんどの残らないほどの大盛会。最後は、風見さんに手品もしていただき、楽しい夜となった。
4月12日(日) 2日目(天気:曇りのち晴)
5:30 野鳥観察会。昨夜の大宴会にも関わらず、新人の方を中心に10数名が参加。野鳥観察会しながら清澄寺へ大杉の見学に向かった。日本で2番目の大杉に、一同、感慨深げであった。野鳥は、ホオジロ・ウグイス・カラ類の姿や声を確認した。
8:30 朝食後、東大演習林一般公開に参加。今回は、駐車場も一般参加者と同様に、林道入り口の草川原に駐車。黒滝まで、自然観察をしながら40分の林道歩きをした。
9:30 加勢林道で受付。100円で、現在見られる植物ガイドを購入。掲載されている20種の植物すべて確認をする事を研修課題にした。
東大演習林のガイドは、菅野会長、寺嶋さん、相川さんに依頼。黒滝、洗濯板の川床、袋山沢水文試験地や、川回し、柚子の木二段林等を見学。また、ツルカノコソウ、ミヤマハコベ、サツマイナモリ、ヒメウツギ、シコクハタザオ、キケマン、ヤマルリソウ等々の植物、トウキョウサンショウオの卵塊やキセキレイをはじめとした多くの野鳥を観察した。
13:10 清澄宿舎で用意していただいた弁当をお弁当広場で取った後、林道を草川原駐車場へ。加勢林道で、ちょうど東大に戻る根上先生の車に同乗させていただいたこともあって、時間を短縮でき、ほぼ、予定時間で解散となった。
今回のもりこんは、新人の方の多く参加があり、また、同数の先輩方の参加も得られて、20名の大人数で研修会ができたことは、企画した側として、研修の目的が達成できて、たいへんに嬉しく思っています。
また、この企画について、相川さんと東京大学の協力、山中先生のすばらしい講義、Abies会の協力をいただけたおかげで、想定以上に有意義な研修会になったと思います。 ご協力をいただいた皆様に、あらためて、心より感謝を申し上げます。
以上
(報告:吉埜)