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もりこん記録
実施日時
平成20年11月21日(木)18:45〜20:45
場所
船橋中央公民館
参加者
菅野、桐山、風見、樋口、相馬、野村、西田、石垣(一般参加)、石井(講師)、寺嶋(スタッフ)、安武(スタッフ) 計10名
主なテーマ
○森林の成り立ちと種子の特性 講師 : 石井 桃子
(内容)
第一部は石井さんが最近携わった市川市の里山保全活動にて受けた質問、
「スギの人工林を広葉樹の森にしたいが、スギを収穫しつつもどのような樹種を植え、変えていったらいいのか?」
をテーマに樹木の特性説明と参加者による情報交換が行われました。
(混交林に変えるとき人為的に用いることの出来る木)
コブシ: 鳥散布が非常に多い。コブシ、ホウノキは散光下でも耐陰性があり。
ムクノキ: 陽樹、広いギャップ地が出来ると初めて育つ。
ケヤキ: 幼樹は耐陰性あり、発芽率も高い、初心者の盆栽に適する。
コナラ: 陽樹。落下直後直ちに発根。どんぐりの尖ったほうからまず根がでて牽引根となり地中に埋まる。芽もどんぐりの尖ったほうから出て翌春葉を展開する。
イヌシデ: 陽樹だが耐陰性有り、雑木林の構成樹種になっている。但し萌芽力は弱く、幼樹の時に誤って伐採してしまうと再生しない。
トウネズミモチ: 鳥散布で各地に分布。果肉に発芽抑制物質が含まれており、鳥に食べられて発芽しやすくなる。クスノキも同様。
(情報交換)
自分も同様の森林施行を行っており、どんな樹を植えればよいか非常に興味を持って聴いた
日本の人工林率は41%、1000万ha、このうち半分は手入れ不足で混交林化し病虫害や台風に対して強い森にするしかなくなっている。しかし混交林は地主にとって何の価値を生むのか?
針葉樹は横根張、広葉樹は縦根張で、組み合せると土壌保全に良い。
50年生の手入れをされたスギ立木で一本一万円がいいところ、これでは採算に合わない。
100町歩の大地主でも林業は全く採算に乗らない、大手住宅業者に安定的に材を供給できるレベルには程遠い。
<第二部は種子の話と実演>
どんぐり--団栗、鈍栗、ドングリイ(韓国語で丸いという意味)辺りが語源
イタチコーヒー ジャコウネコ科のビントロングが完熟したコーヒー豆のみを食べ、排泄した糞から取り出した豆から作る、素晴らしい風味のコーヒー。ウンコーヒー?
フタゴヤシは世界一大きい種、大人が一抱えするほどの大きさ。外側は浮き袋状になっており、海流散布。
ピーナッツはランナーを伸ばして、親木のそばに種子が出来るので「落下生」。これは不散布。
ツノゴマ--実物提示。長いカギが二本付いた紡錘形の大きな種、ツル性植物、市原辺りの道の駅で売っていた。
ライオンゴロシ--ライオンが口に引っ掛け外せなくなり死んでしまうと言う、ツル性植物。
ラワン--電柱は10m、ラワンは60〜70m、30年から50年で種をつける、種は回転しながら落下、二枚のズレた羽の間に渦が生じて羽が開き、滞空時間が長くなる。
アルソミトラ・マクロカルパ(僧侶の大きな実) ツル植物。沢山の種がぎっしり詰まった大きな種の袋から一枚ずつパラパラと落下していく。左右の羽の大きさが異なるので旋回し、上昇気流に乗る。
カラスムギ ノギの基部を濡らすとノギが時計回りに回転する所を実演、乾くと逆回りする。参加者は各々やってみて回った回ったとビックリ大喜び。 スイカに刺すとくるくる回る。この性質が落下後移動したり、地面にもぐったりするのに役立っている。
以上
(報告:安武)