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植物たちの懸命な暮らしぶり
概要
朝から本降りの雨、パソコン・プロジェクタ・資料60部・参考図書など荷物の重たい事。和波さんに1部持ってもらいましたが、傘をさして交通機関を使っての会場入りにはかなり難儀しました。
足元の悪い日に参加者も少ないだろうとの予想は見事外れ、46名の参加者に途端に気持ちを入れ替えて臨みました。
今回の講座は平成12年6月に実施した同タイトルの講座をより理解し易く、衣替えを試みたリメーク版です。
参考までに配布資料レジュメの項目だけ最後尾に列記しておきますが、興味のある方は下記添付資料を開いてご覧下さい。
・配布資料・・・・「植物たちの懸命な暮らしぶり」レジュメ。 学研植物より「たねの散り方」。
・配布しない資料・・・・「逆戻りの進化・ヨモギ属」
本講座のテーマは「植物のダイナミズム」。
すべて生き物たちはより優れた子孫を残すために懸命に生存競争をしています。なかでも自力移動のできぬ植物たちは、他の物の力を利用し、あの手この手の工夫をこらして生きています。この講座ではその生きざまの片鱗をチラット覗き見て、植物たちのしたたかな生命力のダイナミズムに思いを馳せる事を狙いとしています。
とは申せ講座のレベルはは初心者向きで、森イの皆さんにとっては全くの常識の内容で、参考になるとは思いませんが、「森林の働きの重要性理解」のために、一般市民向けにこんなやり方をやっている者もいるんだという視点で受け留めて頂ければ幸いです。
昼の講座は開講から10年、134講座を積み重ね、これまでに諸講師によって蓄積された知的財産の価値には計り知れないものがあると思います。
1回きりでは勿体無く、あるときはリニュウアルし、あるときは県内各地で繰り返し実施されれば森林理解の普及に、より一層の寄与ができる事でしょう。 また新会員の山内さんがこれまで実施された昼の講座の資料を活用して、同期会員の自主研修に取り組んでおられる事に深い敬意を表します。
さて進め方は添付資料のレジュメの項目ごとに、実写スライドをプロジェクタで投影しながら解説を加えながら進めました。ただしレジュメの最終「たねの散り方」については時間切れで触れられませんでした。
配布資料レジュメの項目のみ抜書き
- 花のつくり
- 植物の雌雄 (1)単性花 (2)両性花 a 自家不和合性 b自家和合性
(3)雑性花 (4)雌雄別株 (5)雌雄同株 (6)途中で雌雄転換するもの
- 芽生えから種子の散布まで
(1)受精の仕組み (2)受粉 (3)虫の誘い方のいろいろ
a 花粉で b蜜で c香りで d環境で e色で f確実に虫に花粉を渡す仕組み g 保険(両面作戦)
植物のダイナミズムについて
- 逆戻りの進化「ヨモギ属」
- 花の奥深く甘い蜜が「ツリフネソウ」
- 恩を仇で返す「マムシクサ」
- 花粉をトコロテン式に「ノアザミ」
- ペダルを踏ませて「キバナアキギリ」」
- 一夜の花のいのち「オオマツヨイグサ」
- 花のいのちは短くとも「ツユクサ」
- 蕾のままで実を結ぶ「ホトケノザ」
- したたかなお姫様「オオイヌノフグリ」
- 業師「タチツボスミレ」
- 単為生殖で殖える「セイヨウタンポポ」
- 根粒菌と共生する「レンゲソウ」
- 毒で身を守る「レンゲツツジ」
- 踏まれてたねをばらまく「オオバコ」
- 綿毛のパラシュウート「ガマ」
- 春を足早に「カタクリ」
- まるでロケット発射台
- 花粉をおみやげに「ネジバナ」
- 寝る子は育つ「クズ」
- 蜜を持たぬ花「ホーノキ」
- たねの散り方
(報告:遠坂)