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身近な雑木林のキノコ
実施日時 平成19年9月29日(土)9:30〜14:00
場所 柏井市民の森
受講者数 25名
講師 平尾
アシスタント 国安、増田、湯本
庶務担当 遠坂、佐山、和波
オブザーバー 風見、樋口、山口、渋谷
概要
当日、集合時は傘のいらない程度の小雨で八千代台駅より柏井市民の森まで徒歩で行く。
森の入り口で資料を配布し、森でのキノコの役割、菌根の話、キノコの探し方、採り方などを説明した。用意した紙袋を受講者に渡し、3班に別れ、キノコを探してもらう事とした。
下見の時にはしっかりしていたキノコが多かったが、本番では、腐れかけたキノコがやや多かった。菌根菌ではテングタケ類やベニタケ類は発生はあったが、イグチ類がカビの生えたアワタケが見られた程度で少なかった。
菌根菌については理解してもらえたのではないかと思われる。落ち葉に広がる菌糸のマット、枯れ木の腐朽の状態や菌輪なども観察できれば良かったと思う。増田さんの班は違ったルートをたどり他の班とは違った種類を発見していた。
カンゾウタケがあり、その奇妙な色と形には皆さん興味を持たれた様子であった。スッポンタケの卵とシラタマタケの断面は初めて見る人にはおもしろい物のようで、ここからもう少し腹菌類の話は膨らませることができるように感じた。
雨がひときわ強くなった中で、名前を付ける作業となり、あわただしい説明となってしまい、後から考えると同定を間違えたものもあった。
天気予報で朝のうちのみ小雨ということを信じ、雨はあがるという思い込みでいたため、予定が狂い、名前を書く紙が濡れて、字が書けないなど、困ってしまった。庶務を務めていただいた遠坂さん、和波さん、佐山さんが近くの公民館の部屋を念のため手配されていたので、昼食と簡単なキノコの説明を行うことができた。
質問の内容からはほとんどキノコのことを知らない方も多いようであったので、座学できキノコの説明をしてから野外を実施した方が良かったかもしれない。食べられるかどうかの質問はいつもあるが、食べられると言ったものでも、持って帰って食べないよう念を押すことを忘れていた。
【キノコリスト】
キシメジ科
カヤタケ属:1種
ツエタケ属:ツエタケ
ナラタケ属:ナラタケモドキ
ホウライタケ属:ハリガネオチバタケ、他1種
テングタケ科
テングタケ属:ツルタケ、フクロツルタケ、テングタケ、シロタマゴテングタケ、コタマゴテングタケ、コテングタケ、コテングタケモドキ、ヘビキノコモドキ、キリンタケ、ガンタケ、シロオニタケ、他2種
ハラタケ科
カラカサタケ属:マントカラカサタケ
ハラタケ属:ナカグロモリノカサ、他2種
オキナタケ科
フミズキタケ属:フミズキタケ
フウセンタケ科
アセタケ属:2種
イグチ科
アワタケ属:アワタケ
ニガイグチ属:ニガイグチモドキ(?)
ベニタケ科
ベニタケ属:クロハツ、ヒビワレシロハツ、アイタケ、カワリハツ、ヤブレベニタケ、他3種
チチタケ属:アイバカラハツモドキ(仮称)
カンゾウタケ科
カンゾウタケ属:カンゾウタケ
サルノコシカケ科
ツヤウチワタケ属:ツヤウチワタケ
シロアミタケ属:カワラタケ、アラゲカワラタケ
チャミダレアミタケ属:チャカイガラタケ、エゴノキタケ
ウスキアナタケ属:ベッコウタケ
マンネンタケ科
マンネンタケ属:マンネンタケ、コフキサルノコシカケ
ホコリタケ科
ノウタケ属:ノウタケ
スッポンタケ科
スッポンタケ属:スッポンタケ
プロトファルス科
シラタマタケ属:シラタマタケ
クロサイワイタケ科
ヒポキシロン属;クロコブタケ
(報告:平尾信三)