申し訳ありませんが、このページは、JavaScriptを使用しています。
JavaScriptを有効にしてご覧いただきますようお願いいたします。
森に親しむ講座記録「モノレールに乗って里山へ」
実施日時 平成18年4月13日(木)10:00〜14:10
場所 千葉市若葉区千城台、四街道市吉岡方面
受講者数 35名
講師 広畠真知子
アシスタント 桐山正治、小橋一民、高橋守
オブザーバー 金田、小島、佐山、渋谷子、高橋、遠坂、望月、和波
概要
参加者を3班に分け、各班をアシスタントが引率。コースに4箇所のポイントを設定し、全体、或いは班毎に広畠が解説をするという方法をとった。
ポイント1 『里山』の概念について確認
昔話に出てくる光景
「おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に・・・」が里山の光景。
昔話を知らない子供たちが多くなっており、残念ながら、里山の光景は伝承されていない。
『やま』は『富士山』、『しば』は『芝』と認識している子供たちが多いのが現状。
ポイント2 田起こしをした水田と雑木林の風景
萌木色、萌黄色、萌葱色
木々の萌え出す色は、樹種により異なる。その色の組み合わせにより、春の雑木林の色は変化する。今回は芽吹きの色に、開花したヤマザクラが加わり、微妙な色の変化を感じることができた。
道端に咲くジロボウエンゴサクを始めとした春の草花にも歓声が上がっていた。
里山を構成する要素の一つとされる谷津田の風景を楽しんでいただけたと思う。
庚申塔
四街道市吉岡の庚申塔。エノキの下で大切に保存されている庚申塔も里山の構成要素の一つ。
向の家の庭に保護され、育てられているクマガイソウを見学。この庭に祀られていた祠も古からの受け継がれたものと思われる。思いがけない発見に参加者は満足された様子。
木出城址
斜面に群生するジュウニヒトエは注目の的。数年前、道路拡幅に伴い、ササが刈り払われたことにより、春植物が群生する斜面となった場所。
四街道市鷹の台公園にて昼食 12:30〜13:15
ポイント3 午後のコースは放置された里山を見るコース
植栽されたスギ林が放置され、草も生えないうっそうとした林となった場所。竹林が放置されて周りの雑木林や植栽林に侵入した場所。雑木林でシラカシが育ち、常緑林へと遷移し始めている場所。その中を歩きながら、さらに、放置されたゴミの山。開発の進む地域に隣接する里山崩壊の姿を見た。
ポイント4 一日の発見のふりかえり。
春の里山で見つけた発見を多くの人に伝えてほしい旨、話をして、14:10 解散。
人気の話題
- アケビ、ミツバアケビ、ゴヨウアケビの比較と雌雄異花という話題。
- シロバナタンポポの発見。
- 護岸工事のされていない川(鹿島川の源流部)、区画整理されていない水田の光景。
参加者の声
- 早春の雑木林に入ることができて、とても良い気持ちでした。
- 駅を出てすぐにこんな光景に逢えるのですね。感激です。
- ジュウニヒトエがあんなに咲いているのを始めて見ました。
- こんな里山の風景は初体験。(望月さん)
反省
里山という生活の場に近い所を、多人数で行動する上での注意事項を、スタッフで打ち合わせておく必要があったと思う。フキの採取等、民家に近い場所での行動は、細心の注意が必要だと考える次第。町に住む人間が、里山という居住空間をのぞかせていただいていると考えて行動する必要があるのではないか。
(報告:広畠)