申し訳ありませんが、このページは、JavaScriptを使用しています。
JavaScriptを有効にしてご覧いただきますようお願いいたします。
「東大演習林一般公開日」ボランティアパトロール〔19年度春〕
 |
| 黒滝ゲート入口 |
●日 時 平成19年4月14日〜4月22日
●8:10折木沢パーキング、9:00開門〜16:00閉門、16:25解散
●公開区間:黒滝ゲートから地蔵峠まで、約3Km
[報告:4月14日]
未明にかなりの雨量があり、心配しましたが、現地はほとんど問題なく、新緑観察に
は絶好の天候でした!
コースは、君津市営林道の加瀬線入口~猪川林道~柚子の木歩道~地蔵峠の往復約7k
mです。
途中、一部往復したので、計10kmぐらいを解説しながら歩きました。
イロハカエデの透き通るような新緑の大木。
シコクハタザオ、ミヤマハコベ、サツマイナモリ、ヤマルリソウ、タニギキョウなど
の可憐な花。
多様なシダ類、ヤマザクラ、アケビの花。などなど・・
初心者向けには、「猪川林道の渓流沿いの落葉広葉樹を主体とした植物や森林」と
「柚子ノ木歩道の尾沿いのモミ−ツガ林」の明確な対比
中級者以上向けには、「渓流と地質・地形の成り立ち」、「渓畔林の構成植物」、
「三浦半島と地続きだった頃の植物」、「南方系と北方系の植物」、「房総半島の植
物の垂直分布帯の寸詰まり現象」、「多様な樹木たちの生存戦略」、「黒滝層を挟む
南北の地質と地形の対比」、「房総半島の成り立ち」、「渓流沿いの水生生物の観
察」、「大学演習林での研究教育の意味」、「大学演習林と一般市民のより良い関わ
りのあり方」など。
さらに、コースが概ね一本道で明確であることから、コース「帰路における野外活動
の企画の場としての多様なプログラムの実施」
樹木は、
ヒメウツギ、フサザクラ、ヤマザクラ、マメザクラ
コクサギ、アカメガシワ、カラスザンショウ、イイギリ、ミズキ、ミツバツツジ、ヤ
マツツジ、シバヤナギ、アブラギリ
コナラ、イロハカエデ、オオモミジ、ケヤキ、ヤマグリ、イヌシデ、エゴノキ
クロモジ、キブシ、モミジイチゴ、ニガイチゴ、ヤマブキ、タマアジサイ、リュウ
キュウマメガキ、オニシバリ、コバノガマズミ、アケビ、ノダフジ、テイカカズラ
シキミ、サカキ、ヒサカキ、アオキ、イズセンリョウ、ヤブコウジ、ヤブツバキ、タ
ブノキ、シラカシ、ウラジロガシ、アラカシ、アカガシ、スダジイ、カゴノキ、ホオ
ノキ
カヤ、イヌガヤ、モミ、ツガ、マルバウツギ、アリドオシ、ヤブコウジ
スギ、ヒノキ、アカマツ、ヤマボウシ
メタセコイア、ラクウショウ、ネコノチチ、ヘラノキ、コウヨウザン
などなど・・
パトロール業務として気がついたことは、
- 東大演習林の一般公開のための業務は、かなりの準備業務がされており、仮設電
話や仮説トイレ、緊急車両の待機など、特に安全に配慮されている
- 研究や教育、樹木の解説板なども数多く設置されている
- 昼食場所を限定するためいろいろな配慮がなされている
- 今回、森林インストラクターは2班であったが、延長距離が長いので、パトロー
ルのほかにボランティアガイドを行うには、理想的には3班ぐらいほしい
- 丁寧な解説版があるが、研究関係については、一般の方々には難しいので、解説
者が必要。森林インストラクターでもある程度可能か?
- 今回3つのボランティアグループが参加しましたが、ボランティアであっても業
務であるので、特に、開始時と終了時については、観察したい気持ちがあってもガマ
ンし、業務としてはテキパキ業務をこなす為協力する姿勢を明確にすべきだと思いま
した(当然ですが)
(寺嶋)
[報告:4月15日]
利用(入林)者255人
朝8時30分に加勢林道入口集合し、テントの組み立て等準備を行い、案内道具を貰い自己紹介を行い現場に行く。
コースは黒滝~猪川林道~柚木歩道~地蔵峠で、案内看板をを持ってパトロールを行った。仕事内容はガイドツワー、道案内、マナーの指導、ゴミ拾い、トイレの水の確認等を行った。
最後に全員集合し、お客さんから要望事項、問題点などを話しあって解散した。
植物 :。出現植物は前日の内容と殆ど一緒ですが、自然のヒカゲツツジを見ることが出来感激した。
(小池)
[報告:4月21日]
利用(入林)者321名(ツアー団体及び県民の森行事計約140人)
8時半、加勢林道入り口集合、打合せの後、
9時パトロール出発、しばらくは、入林者少なく4名で植物観察などしながら進みま
した。
10時半頃柚子の木歩道入り口にて二手に分かれ、國安・樋口は猪川林道往復、桐山
・望月は柚子の木歩道を往復。
11時半頃、郷台苗畑下の土場にて昼食、
12時頃より、二手に分かれて、パトロール再開。柚子の木歩道、加勢林道入り口、
各往復。
16時、加勢林道入り口再集合、ふりかえり、解散。
◆主なふりかえり内容
本日は、マナーの悪い入林者はなく、植物(花など)への関心が高かった。
◆植物など特筆事項
ヒメウツギ満開
ヒカゲツツジ確認(花そろそろ終わり、新田トイレから手前トンネルに向かって右側
急斜面、小池さんご指摘のもの?)
シロバナショウジョウバカマ(花後)多数確認
フデリンドウ多数、
ネコノメソウ、ミヤマネコノメソウ
クジャクシダの新芽(薄茶)目立つ
オオルリ、センダイムシクイ、ヤブサメ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロなどさえ
ずり、
(キビタキ、クロツグミ確認できず)
その他先週ご指摘のものなど。
(望月)
[報告:4月22日]
利用(入林)者158人)。
風のとても強い一日でしたが、森の中では、あまり影響ありませんでした。天気予報によると、天気は下り坂、黒い雲が流れ、いつ降り始めてもおかしくないお天気でしたが、どうにか、雨も降らず、無事終了。
2班に分かれ、パトロール開始。
随時、入林者の要望に応え、地蔵峠方面・猪川林道の案内を行ないました。山本さんのグループも、柚の木歩道下より水文試験地まで案内しました。
入林者のモラルも良く、ごみも無く、ほとんど注意することはありませんでした。春は、秋に比べてモラルも良く、問題はあまり無いとのこと。
また、以前に比べて良くなったとの声も聞きました。
入林者が、少なかったので、インストラクター自主研修会のような一日でした。
確認した動植物
花:ミヤマハコベ・フデリンドウ・シコクハタザオ・タニギキョウ・ヒメウツギ
サツマイナモリ・マルバアオダモ・キヨスミミツバツツジ(遠目で)
カエデ類の花・ヤマコウバシ・タチツボスミレ・白いすみれ
動物:トウキョウサンショウウオの卵塊・オオルリ・モリアオガエルの声
カジカガエルの声 他 たくさん
感想
春の芽吹きと、初夏の新緑を同時に感じられる素適な季節です。
それを見たくて参加したパトロール、皆様もぜひご参加ください。
春山 淡治にして 笑うが如く
夏山 蒼翠にして 滴るが如く・・・・
(和波)